ダイカストおよびプラスチック金型には穴深さが直径の30倍を超える（30＜L/D）深い冷却穴、ヒーター穴があります。このような超深穴は、主にガンドリルやハイスドリルが使用されていますが、低寿命かつ低能率であることが課題です。一方、超硬ドリルは、交差穴における欠損・折損のトラブルが発生し易いため、トラブルが少ない浅穴にご使用になられていることが多いです。これら課題の解決を目指し、弊社は超硬OHノンステップボーラーの40D・50Dタイプを開発致しました。

超硬OHノンステップボーラーの特長とメリットは下記の通りです。

1. L/D=50までの超深穴をノンステップで加工可能です。
2. 高強度の外周コーナ形状を採用しました。交差穴・通り穴加工時の欠損を抑制します。
3. 高剛性の心厚、切りくず排出性の良い溝形状を採用しました。深穴加工における折損を抑制します。
4. これらの特徴により弊社内の切削試験において、従来のガンドリルに比べて3倍の加工能率、10倍以上の寿命を達成しました。

1. ダイカスト / プラスチック金型の30＜L/Dの冷却穴/ヒーター穴加工
2. その他部品等、30＜L/Dの深穴加工

40WHNSB-TH（L/D=40）　Φ2.5～Φ10 　8アイテム
50WHNSB-TH（L/D=50　　Φ2.5～Φ8　　6アイテム
※別紙参照

メーカー在庫品です。弊社営業までお問い合わせ下さい。

２０２１年６月２１日