2022年 3月 22日
このたび弊社では⾼硬度鋼加⼯⽤ボールエンドミル「EPDBEH-TH3」に太く短い⾸形状で折損のリスクを低減した"ストロングネックタイプ"を2022年3⽉22⽇より発売いたします。
EPDBEH-TH3 ストロングネックタイプ

開発にあたって

2017年1⽉に発売いたしましたエポック ディープボールエボリューション ハード TH3「EPDBEH-TH3」は、次世代コーティング「TH3」を採⽤した⾼硬度鋼加⼯向けの超硬ボールエンドミルとしてお客様から⼤変ご好評をいただいております。
⼀⽅、特にφ1以下の⼩径⼯具を⽤いる精密加⼯においては、従来品の最短⾸下⻑のアイテムでも折損する事例が散⾒されております。そこで、⼯具剛性をさらに⾼めるために、可能な限り短い⾸下⻑かつ⾸抜きの無い仕様であるストロングネックタイプを開発いたしました。

特長とメリット

  1. 新開発した次世代コーティング「TH3」を採⽤し、⾼硬度鋼の加⼯において優れた耐摩耗性を発揮します。
  2. 高硬度鋼加工用に適正化したダブルフェイス形状を採用し、工具の摩滅を抑制します。
  3. ⾼精度加⼯を追求した⼯具設計により、ワークの削り残り量を低減します。
  4. ストロングネックタイプは従来最短⾸下⻑アイテムよりも太く短い⾸形状で折損のリスクを低減します。⾼い⼯具剛性により安定性・信頼性や加⼯精度が向上します。特に⼯具径が⼩さくなるほど効果的です。

ストロングネックタイプの推奨できる加⼯⽤途

半導体部品・ライトガイド・コネクターなどの各種精密⾦型の加⼯や⽂字彫り加⼯
形状の⽐較

仕様

追加発売のストロングネックタイプ
R0.05(φ0.1)〜R0.5(φ1) 全11アイテム

価格

追加発売のストロングネックタイプ
¥4,780〜¥15,920(消費税別)
ラインナップ

発売日

2022年3月22日

お問合わせ先

株式会社MOLDINO 営業企画部
(03)6890-5102